☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

もしも、かっちゃんが産むことに賛成してくれていたら・・・、もしかしたらわたしも由衣のように、赤ちゃんを産むことができていたのかな・・・。


放課後、電車に乗って家へと帰りながら、わたしはふと考えた。


でもそれは考えても、仕方のないこと・・・。


かっちゃんは賛成してくれなかったんだもの・・・。


産むことはできなかったんだもの・・・。


それは分かっているはずなのに・・・、


それでもやっぱり考えてしまうよ・・・。




わたしは電車の窓越しに空を見上げた。


そして美幸のことを想いながら、周りの人に気づかれないように、少しだけ涙を流した。



わたしは美幸を産むことができなかったけれど・・・、由衣は元気な赤ちゃんを産みますように。


そして晃司と結婚して、幸せな家庭を築きますように。