わたしと梓は顔を見合わせた。
高校一年生のときに、由衣と晃司はとなりあって座っていた。
仲が良さそうだということは、何となく気づいていたけれど、二人が付き合っていたとは、知らなかった。
「いつから付き合ってるの?」
梓はたずねた。
「半年くらい前から。」
由衣は答えた。
「晃司にはこのことは、まだ話してないの?」
「まだ話してない・・・。」
「じゃあ、今から晃司をここに呼ぼう。」
「えっ・・・?」
由衣は梓の顔を見た。
「これは由衣だけの問題じゃないよ。当然、まともに避妊しなかったあいつにも責任あるんだし、二人でちゃんと話し合わないと。由衣、ちょっと携帯貸して。」
梓は由衣から携帯電話を受け取ると、晃司の電話番号を探し出し、電話をかけた。
すぐに晃司が電話に出た。
晃司は由衣から電話がかかってきたと思ったらしい。
「もしもし・・・、晃司?ちょっと、わたしはあんたのハニーじゃないよ!
わたしは梓。由衣の携帯借りてかけてんの。
晃司、ちょっと今から、由衣の家に来て。重大な話あるから。」
高校一年生のときに、由衣と晃司はとなりあって座っていた。
仲が良さそうだということは、何となく気づいていたけれど、二人が付き合っていたとは、知らなかった。
「いつから付き合ってるの?」
梓はたずねた。
「半年くらい前から。」
由衣は答えた。
「晃司にはこのことは、まだ話してないの?」
「まだ話してない・・・。」
「じゃあ、今から晃司をここに呼ぼう。」
「えっ・・・?」
由衣は梓の顔を見た。
「これは由衣だけの問題じゃないよ。当然、まともに避妊しなかったあいつにも責任あるんだし、二人でちゃんと話し合わないと。由衣、ちょっと携帯貸して。」
梓は由衣から携帯電話を受け取ると、晃司の電話番号を探し出し、電話をかけた。
すぐに晃司が電話に出た。
晃司は由衣から電話がかかってきたと思ったらしい。
「もしもし・・・、晃司?ちょっと、わたしはあんたのハニーじゃないよ!
わたしは梓。由衣の携帯借りてかけてんの。
晃司、ちょっと今から、由衣の家に来て。重大な話あるから。」


