絵を描くのが大好きなクラスメイトの由衣とは、たまに一緒にお昼ごはんを食べたり、親しくおしゃべりする仲だった。
由衣はいつものほほんとしていて、おっとりした女の子だった。
授業の合間には、こっそりノートにイラストを描いたりしている。
しかしこのところ、由衣は体調があまり良くなさそうだった。
昼ごはんのお弁当も食べきれずに、残してしまう。
「ねぇ、最近体調悪そうだけど、大丈夫?」
梓はお昼休みに、心配そうに由衣にたずねた。
「うん。なんか理由は分からないんだけど、この一週間くらい体がだるいんだよね。」
由衣は言った。
「おなかこわしたとか?」
わたしはたずねた。
「ううん。」
由衣は首を振った。
「夏バテするには早いよね。」
梓は言った。
梓のその言葉を聞いて、わたしははっとした。
もしかして・・・。
由衣はいつものほほんとしていて、おっとりした女の子だった。
授業の合間には、こっそりノートにイラストを描いたりしている。
しかしこのところ、由衣は体調があまり良くなさそうだった。
昼ごはんのお弁当も食べきれずに、残してしまう。
「ねぇ、最近体調悪そうだけど、大丈夫?」
梓はお昼休みに、心配そうに由衣にたずねた。
「うん。なんか理由は分からないんだけど、この一週間くらい体がだるいんだよね。」
由衣は言った。
「おなかこわしたとか?」
わたしはたずねた。
「ううん。」
由衣は首を振った。
「夏バテするには早いよね。」
梓は言った。
梓のその言葉を聞いて、わたしははっとした。
もしかして・・・。


