☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

絵を描くのが大好きなクラスメイトの由衣とは、たまに一緒にお昼ごはんを食べたり、親しくおしゃべりする仲だった。


由衣はいつものほほんとしていて、おっとりした女の子だった。


授業の合間には、こっそりノートにイラストを描いたりしている。


しかしこのところ、由衣は体調があまり良くなさそうだった。


昼ごはんのお弁当も食べきれずに、残してしまう。



「ねぇ、最近体調悪そうだけど、大丈夫?」


梓はお昼休みに、心配そうに由衣にたずねた。


「うん。なんか理由は分からないんだけど、この一週間くらい体がだるいんだよね。」


由衣は言った。


「おなかこわしたとか?」


わたしはたずねた。


「ううん。」


由衣は首を振った。


「夏バテするには早いよね。」


梓は言った。


梓のその言葉を聞いて、わたしははっとした。


もしかして・・・。