☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

わたしは梓からもらった帽子と両親からもらったスカートを、衣装ダンスの中にしまい、マニキュアセットを他の化粧品と一緒に並べた。


それから剛からもらった写真立てを棚の上に置き、オルゴールを手に取った。



わたしはオルゴールを回し、窓辺に置いた。


きらきらとした美しいメロディが流れ始める。


白い陶器の女の子が、踊るようにくるくると回り始める。


わたしはオルゴールの音色を聞きながら、そっと窓から空を見上げた。



オルゴールの音は、まるで天界の音のようだ。


きらきらと輝くような音。


天国の美幸が、嬉しそうにオルゴールの音色を聞いている様子が目に浮かぶ。


この陶器の女の子みたいに、美幸もくるくる回ったりするのかな・・・。