剛がわたしと梓の上に毛布をかけてくれた。
「おやすみ。」
剛の声が耳に聞こえ、つづいて電気のスイッチが消される音がし、瞼の奥が真っ暗になった。
目覚めたときは、もう朝だった。
クリスマスの朝だ。
梓はまだ毛布に包まったまま、眠っている。
剛の姿は見当たらないので、おそらく寝室で寝ているのだろう。
わたしはふとソファーの脇に、花束が置かれていることに気づいた。
赤いチューリップの花束。
わたしは毛布をはねのけて、ソファーから起き上がると、花束を手に取った。
花束にはカードが添えられていた。
『美里ちゃん、16歳のお誕生日おめでとう! 剛』
花束のそばには、小さな小箱も置かれていた。
小箱を開けると、なかから出てきたのは、小さな女の子の形をした白い陶器のオルゴール。
「おやすみ。」
剛の声が耳に聞こえ、つづいて電気のスイッチが消される音がし、瞼の奥が真っ暗になった。
目覚めたときは、もう朝だった。
クリスマスの朝だ。
梓はまだ毛布に包まったまま、眠っている。
剛の姿は見当たらないので、おそらく寝室で寝ているのだろう。
わたしはふとソファーの脇に、花束が置かれていることに気づいた。
赤いチューリップの花束。
わたしは毛布をはねのけて、ソファーから起き上がると、花束を手に取った。
花束にはカードが添えられていた。
『美里ちゃん、16歳のお誕生日おめでとう! 剛』
花束のそばには、小さな小箱も置かれていた。
小箱を開けると、なかから出てきたのは、小さな女の子の形をした白い陶器のオルゴール。


