☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「写真とか、絵葉書とか、美里ちゃんが飾りたいものを飾ってね。」


剛はわたしに言った。


「うん、そうする!」


わたしは剛の言葉にうなずいた。




わたしは梓に、白い光沢のある生地で作られたポシェットを贈った。


梓はわたしからのプレゼントをとても喜んでくれた。


剛には、茶色の手袋を贈った。


寒いときに、いつもマフラーは巻いているものの、手袋はつけていないことに気づいていたからだった。


「ありがとう。大切に使うよ。」


剛は嬉しそうにそう言って、わたしに微笑みかけた。


プレゼントをすべて開け終わると、剛はサンタクロースの衣装から、再びもとの洋服に着替えた。


わたしたち三人は、テーブルからソファーに移動し、ソファーの上でくつろぎながら、飲み物を飲み、夜が更けるのも忘れて、楽しくおしゃべりをした。



けれどもそんなわたしたちの上にも、いつしか睡魔は舞い降り、梓はあくびをしはじめた。


そしてころんとソファーの上に横になると、すぐに眠ってしまった。


わたしの瞼もだんだん下がってきた。


わたしもソファーの空いている場所に横になり、目を閉じた。