☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

しばらくして、サンタクロースの衣装を着た剛が寝室から出てきた。


白髭はなかったけど、それでも剛はわりと衣装が似合っていた。


若い頃のサンタクロースみたいだ。


この格好で、プレゼントを配ったりしたら、子供たちの人気者になりそうだ。



「お兄ちゃん、すごい似合う!」


梓ははしゃいで言った。


「うん、似合う!似合う!」


わたしも言った。


「そ、そうかな・・・。」


剛はやや複雑な表情を浮かべつつも、笑ってみせた。


「サンタさーん、プレゼントは?」


梓はさっそくねだった。


「はいはい。」


剛は部屋のすみのタンスの中からプレゼントを二つ取り出すと、わたしと待ちきれない様子でうずうずしている梓に、一つずつ差し出した。


「お嬢さんたち、メリークリスマス!」