わたしは上を向いてみた。
そして・・・、
わたしの目に映ったのは、どこまでもつづく青い空。
ここに立っていると、空をとても近く感じる。
観覧車から空を見上げたときよりも、ずっと近くに。
まるで手を伸ばせば、届きそうなくらい。
剛はこの空を見せたくて、わたしをここまで連れてきてくれたのかもしれない。
ここは空を近くに感じられるから。
そして天国の人と近づけるような気がするから。
「剛お兄さん、どうもありがとう!」
わたしは笑顔で、剛にお礼を言った。
「どういたしまして。」
剛も笑顔でそう答えた。
「それじゃあ、腹へってきたし、座って弁当でも食べようか?」
「うん!」
わたしたちは草の上にシートを敷いて座ると、それぞれのバッグの中から、お弁当を取り出した。
そよ風に吹かれ、美しい風景を眺めながらお弁当を食べるのは格別だった。
わたしたちはお弁当を食べながら、ときどきおかずを交換した。
お弁当をすっかりたいらげ、おなかいっぱいになると、わたしたちはお弁当箱をかたづけた。
そして二人でシートの上に、ごろんと横になった。
わたしたちの目に映るのは、どこまでもつづく青い空――。
そして・・・、
わたしの目に映ったのは、どこまでもつづく青い空。
ここに立っていると、空をとても近く感じる。
観覧車から空を見上げたときよりも、ずっと近くに。
まるで手を伸ばせば、届きそうなくらい。
剛はこの空を見せたくて、わたしをここまで連れてきてくれたのかもしれない。
ここは空を近くに感じられるから。
そして天国の人と近づけるような気がするから。
「剛お兄さん、どうもありがとう!」
わたしは笑顔で、剛にお礼を言った。
「どういたしまして。」
剛も笑顔でそう答えた。
「それじゃあ、腹へってきたし、座って弁当でも食べようか?」
「うん!」
わたしたちは草の上にシートを敷いて座ると、それぞれのバッグの中から、お弁当を取り出した。
そよ風に吹かれ、美しい風景を眺めながらお弁当を食べるのは格別だった。
わたしたちはお弁当を食べながら、ときどきおかずを交換した。
お弁当をすっかりたいらげ、おなかいっぱいになると、わたしたちはお弁当箱をかたづけた。
そして二人でシートの上に、ごろんと横になった。
わたしたちの目に映るのは、どこまでもつづく青い空――。