☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「別れちゃったよ。」


元気よくそう答える麻里奈。


落ち込んでいる様子は、まったく見られない・・・。



「別れたってことは、彼氏浮気してたの・・・?」


わたしはそっとたずねた。


「うん、そう。」


麻里奈はうなずく。


「もっと詳しく話してくれない?」


梓が頼んだ。


「うん。」


麻里奈はわたしたちにこう話し始めた。


「まずは彼氏、というか今はもう元彼なのだけど、あの人を呼び出して、何気なくおしゃべりするふりをして、あの人の携帯をこっそり見るタイミングを探したの。

でもね、あの人はいつも携帯を手放なさなくって、なかなか見るすきがなかったんだ。それでね・・・、わたし、賭けにでてみたんだ。」



「賭け・・・??」