☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「麻里奈、ほんとにやれるかなぁ。」


わたしと二人だけになると、梓は心配そうに言った。


「絶対、あいつ、麻里奈の他にも女がいるはずだよ。だいたい、ホテル行くのを断ったいくらいで不機嫌になるなんて、麻里奈のこと、ただの体目的としか思ってないよ。

遊ぶだけ遊んで、あとはポイ捨てするつもりなんだと思う。そんな最低なやつとはさっさと縁を切るのが、麻里奈のためなんだけどな・・・。」


「でも一番心配なのは、もし彼氏に他にも女の子がいるって分かったときに、麻里奈がどのくらい傷つくかってことだよね・・・。」



「うん、確かに・・・。」


わたしたちは大きなため息をついた。




それからさらに三日後のことだった。


今日の麻里奈はいつもと様子が違う。


なぜかいつもより、活き活きしているように見える。


わたしと梓が、何があったのか聞きにいかないうちに、麻里奈のほうからわたしたちに話しかけてきた。




「二人とも、どうもありがとう!」


麻里奈はわたしたちのそばに来るなり、明るくそう言った。


わたしと梓は、先日の麻里奈と今日の麻里奈の様子のギャップに、いささか唖然としながらも、こうたずねた。


「それで、彼氏とは・・・?」


「どうなったの・・・?」