☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

それから三日間が過ぎていった。


あれ以来、麻里奈はわたしと梓とは口を利いてくれない。


わたしたちは心配しつつも、ただ見守っていることしかできなかった。




だがそんなとき、わたしたちはお昼休みに、麻里奈が廊下のすみで泣いているのを見つけた。


「どうしたの・・・?」


わたしは麻里奈に話しかけた。


しかし麻里奈は答えようとしない。


「わたしたち、麻里奈の見方だよ。だから何でも相談して。」


梓も麻里奈に話しかけた。



麻里奈は涙をぬぐうと、うつむいてこう言った。


「彼氏がね、急に冷たくなっちゃったの・・・。」


「何かあったの・・・?」


わたしはそっとたずねた。


「あのね・・・、実は・・・、」


麻里奈はすすり泣いた。


「この前デートしたときに・・・、ホテル行こうって、誘われたんだけど・・・、わたし、断っちゃったの・・・。」



わたしと梓は顔を見合わせた。