「ところで梓は彼氏いないの?」
わたしは逆に同じ質問を梓に返した。
「もしいたら、とっくに美里にしゃべってるよ。」
梓は笑いながら答えた。
「梓ってスタイルいいし、顔もかわいいし、なんか男の子から見ても魅力的なんじゃないかなぁ。」
「まぁ、高校に入学してから、二人から告られたことはあるよ。二人とも二年生だったけど。」
「へーえ、そうなんだ・・・!」
「でも振っちゃった。」
「どうして?」
「だって二人とも、わたしに惚れてたっていうより、わたしの見た目に惚れてただけなんだもん。そんなんじゃ、付き合いたくないよ。
わたしって、こう見えて、けっこうロマンチックなんだ。わたしのこと、本当に愛してくれて、大切にしてくれる人としか付き合いたくないの。
せっかくの青春時代に彼氏作らないのはもったいないとか、色んな人と経験したいって言う人もいるけど、わたしはそれじゃいやなんだ。
わたしはね、運命の人が現れるのを待っていたい。そして誰にも経験できないような大恋愛するの。だからそれまでは、わたしの体は誰にもさわらせない。」
「そうなの・・・。」
わたしは逆に同じ質問を梓に返した。
「もしいたら、とっくに美里にしゃべってるよ。」
梓は笑いながら答えた。
「梓ってスタイルいいし、顔もかわいいし、なんか男の子から見ても魅力的なんじゃないかなぁ。」
「まぁ、高校に入学してから、二人から告られたことはあるよ。二人とも二年生だったけど。」
「へーえ、そうなんだ・・・!」
「でも振っちゃった。」
「どうして?」
「だって二人とも、わたしに惚れてたっていうより、わたしの見た目に惚れてただけなんだもん。そんなんじゃ、付き合いたくないよ。
わたしって、こう見えて、けっこうロマンチックなんだ。わたしのこと、本当に愛してくれて、大切にしてくれる人としか付き合いたくないの。
せっかくの青春時代に彼氏作らないのはもったいないとか、色んな人と経験したいって言う人もいるけど、わたしはそれじゃいやなんだ。
わたしはね、運命の人が現れるのを待っていたい。そして誰にも経験できないような大恋愛するの。だからそれまでは、わたしの体は誰にもさわらせない。」
「そうなの・・・。」


