☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「ちょっと、待って。お母さんにメール打つから。」


わたしは梓にそう言うと、携帯メールを取り出し、メールを打った。


わたしが留守にしている間、美幸のためにジュースやお菓子をお供えするのを忘れないように、念を押すためだった。


メールを送信すると、お母さんからはすぐに『絶対に忘れないから、安心して。』と書かれた返信メールが来た。





梓の部屋は広くはないけれど、居心地がよかった。


水色に白の水玉模様のカーテンが、涼しげでいい。


勉強机の上には、教科書や辞書に混ざって、ファッション雑誌や少女マンガも置かれている。


戸棚の上には、テディベアの他にもたくさんのぬいぐるみたちが、その場を占居している。


壁には、外国の映画スターのポスターが貼られている。


梓は雰囲気は男勝りだけど、やっぱり中身は女の子っぽい。