☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

夕食は梓と梓の両親、それに街から帰ってきたばかりの剛と一緒に食べた。


夕食はエビフライとシチューだった。


梓と梓のお父さんは、まるで子供のように、最後に一匹残ったエビフライを取り合っている。


そこに梓のお母さんが割って入ってきて、お客さんにあげなきゃだめでしょうと言いながら、わたしにその最後の一匹をすすめた。


そりゃそうだ、すまないと言いながら、梓のお父さんはにこやかに、エビフライをわたしにゆずってくれた。





剛と梓のお父さんは互いに冗談を言い合ったりして、梓が言っていたとおり、本当の親子のように見えた。


剛が小さい頃に、お母さんが梓のお父さんと結婚したので、剛は本当のお父さんと過ごした時間よりも、梓のお父さんと一緒に過ごした時間のほうが長いのだろう。





夕食のあとは、梓と一緒にお風呂に入った。


二人で入るには浴槽はせまかったものの、お風呂につかりながらおしゃべりするのは、何だか温泉気分みたいで楽しかった。




お風呂上りには、デザートに梨を食べた。


おしゃべりに熱中したかったので、テレビは見なかった。


それから歯磨きをし、二階の梓の部屋に行った。


梓のベッドのとなりには、わたしのためにふかふかのお客用の布団が敷かれている。