☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

夏休みは家でだらだらしつつ、宿題をするという生活がつづいた。


アルバイトができる年齢になったけれど、かつてのクラスメイトと出くわすのが怖くて、アルバイトはしなかった。




梓とは毎日のように、携帯メールで連絡を取り合っていた。


梓もアルバイトをしていなかったので、わりとひまそうだった。





そんな夏の暑い日の午後、梓からメールではなく、珍しく電話がかかってきた。



「もしもし、美里、夏バテしてない?」


梓は元気よく電話越しにたずねた。


「うん、まあまあ元気。」


わたしは答えた。


「梓は?」


「暑いけど、何とかバテずにいる。あのさぁ、実は今日はお誘いがあって、電話したの。」


「お誘い?」