☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆１４歳の妊娠・・・ ～セックスを軽く考えないで～

目をそらし、子供は下ろせというかっちゃん。


うつむいて、『ごめん。』とあやまるかっちゃん。


利栄子とキスしていたかっちゃん。


そしてわたしを引き止めて、誤解だとさけぶ、最後に見たかっちゃん。





もしもあのとき、わたしがかっちゃんを信じることができていたら、わたしたちは今も一緒にいたかもしれない・・・。


でもわたしは、かっちゃんを信じることはできなかった。


だから今更、そんなことを考えてもしょうがない・・・。


わたしたちは、もう終わったのだから・・・。





かっちゃんは、今はどうしているのだろう。


もしかしたら新しい彼女といちゃいちゃしていて、わたしのことを思い出すことなんてないのかもしれない。


わたしと過ごした日々なんて、もうとっくに忘れてしまったかもしれない。


でもそのほうがいいのかもしれない。


お互い思い出しても、辛くなるだけだから。



わたしもかっちゃんのことを思い出さないようにしよう。


そうできるのなら――。