「ねぇ…麗奈」

「ん?」

「お前、やっぱDカップだろ」

「うるさい」

「処女なの?」

「そう見える?」

俺の彼女は、何も教えてくれない…

大人っぽい顔。

常に無表情なのに、笑うと子供みたいにかわいい。

そんな彼女に惚れて、1か月くらい前に俺から告った。

そのときも、無表情のまま

「いいけど…」

そのときからも、ずぅっと変わらない性格。

よく考えてみると、彼女の知ってることあんまない。

アドと生年月日くらい…

って…俺って彼氏なのかな(泣)

「麗奈、ほんとにおれのこと好き?

正直に言って。

隠さないで言って

嫌いなら俺達もう終わりにしよ?」

「…

ただ、隣で無邪気に子供みたいに笑っててほしい

それ以上のことは、あんま求めないから…

それってだめなの?」

\\\\

「ありがと

そんなふうに思っててくれて

まじ嬉しーわ…

でも…

子供みたいってプライド傷つく…」

「ふっ」

彼女は、笑った。

まじ、かわいい

「お前の方が、子供みてぇ」

俺達は、笑い合った。

無邪気で身長が高い、子供たちが…



end thank you…