金色の師弟


男の方が多い騎士団で生活してきたルイは、久々に女の子同士の会話を楽しむ。
ノルンは二人よりも年上ではあったが気取ったところもなく、三人は明るい雰囲気の中ケーキを作っていた。

厨房から聞こえる愛らしい笑い声に、時折城内の人々が顔を覗かせた。

そして、やってきた人々はまだ焼けていないケーキに思いを馳せながら、置いてあるクッキーに手を伸ばす。
ミーナのクッキーを食べた者は美味しいと絶賛し、ルイとノルンのクッキーを食べた者は顔をしかめながら形容しがたい苦痛に顔を歪めていた。
そして、何も言わずに去っていく。