不安げな瞳で見上げられたイアンは苦笑し、長椅子の隣を軽く叩いた。
「少し話でもしようか。座って?」
「……では、失礼します」
イアンは無垢な笑みを浮かべている。
ルイは跪いたままでもいいのだが、イアンはそれを望まない。
せっかくの好意を無下にするわけにもいかず、ルイは一礼すると立ち上がり、イアンの隣へと腰掛けた。
「遅くなってしまったけれど、任務お疲れさま」
「有り難きお言葉です」
「君に話を聞いてもらえて安心したとミーナも言っていたよ」
その言葉で、ルイはミーナの恋心を思い出す。
ルイはじっとイアンを見つめた。
