そのため、本来なら洗濯や掃除は自分達でしなければならない。
今は客人ということで、ミーナがメイドたちに頼み寄宿舎の雑用も任せたようだ。
しかし、仕事を増やすのは申し訳ないと思ったルイが、自主的に出来ることはやってしまっていた。
ルークはそんなルイの姿を何度か見かけ、手伝いたいと思ったのだ。
「元々ルイさんの仕事ではないのですから、気にしないでください」
「では、一緒にやりましょうか」
「はい!」
アデルとの鍛練を終えた直後であったが、ルイはよく動いた。
ルークがまだ洗えていなかった物を洗うため、水を汲みに何往復か走り回る。
そして、二人で話を交えながら作業をしていくうちに、段々と打ち解けていった。
