金色の師弟


ルイの服を脱がせてしまったから恥ずかしがっているのかとアデルは思ったが、そうではないらしい。

「アデルさんっ、何で服着てないんですか……!」

「ん?」

「っ……」

どうやらこの娘は、アデルが思う以上に純情らしい。

その可愛らしさに、アデルは小さく笑みを浮かべた。

そして、ついつい手が伸びる。

「お前は本当にこっちの耐性がゼロだな」

「きゃ!」

アデルは布を引っ張り、ルイの顔から退けた。

そして、上から覆いかぶさるように顔の横に手を付いて、ルイを見下ろす。

艶やかな黒髪は解かれ、水気を帯びてアデルの肌に張りついている。

ルイの横に付いている手とは反対の手で、アデルが自身の髪を掻き上げた。

そのまま金色の瞳が不敵に細められる。

細身で引き締まった身体。

緩く弧を描く口元。

色気を感じさせるアデルの姿に、ルイはきゅっと目をつむる。