金色の師弟


どれくらいの間、ルイに触れていただろうか。

「ん……」

「!」

ルイが眉根を寄せ、小さく呻く。

叫びだしそうになった自分を抑え、アデルはそっと名を呼んだ。

「……大丈夫か、ルイ?」

「ア……デル、さん?」

薄く開かれた空色の瞳が、ぼんやりとアデルを見上げた。

アデルは頷き、そっと微笑む。

これ以上ない程に、穏やかな表情。

ルイは何度もまばたきを繰り返し、意識を覚醒させようと目を擦る。

そして、普段通りの丸い瞳でアデルを見つめると……。

「っ、きゃあ!?」

真っ赤な顔で布を目元まで引き上げた。

顔を布の中に隠すルイ。

布を引っ張ったせいで布がめくれて、先程まで隠れていた健康的な生足は右足が太ももまで露わになっていた。