「しかし、駿河。変わったなぁ…」 英作文の添削をしてもらいながら、西垣先生は私の顔も見ずに言った。 「どこがですか?」 何となく尋ねてみる。 「んー…授業真面目に聞いてくれるようになった。」 「進学したいんです。」 「そっかそっか。頑張れよ。」 …何とも淡白な応援である。基本この先生はやる気なさげ。しかし、分かりやすくて質問しやすいのだ。 「ハイ、コレ。前回より良くなってるけど、もう少し語彙増やせ。 構文も少しぎこちない使い方だから気をつけろ。」 ………ふむ、成る程。