「お父……!?…………せめてお兄さんの方が……」 「そう言えばまだ淡島さんは22歳でしたよね?」 するとまた、苦虫を噛み潰した様な顔をした。 ………しまった。 「………まぁな。 そんなに俺って年寄りくさいか?」 気にしてるのか… 「いえ、悪い意味ではなく、落ち着いた雰囲気のある人だから実年齢より上に見られるだけだと思います。」 「…………そうか。」 どうやら複雑な気分の様だ。