「本当にコレが食べたいんだな?」 私はコクリと頷く。 どれも美味しそうなんだから食べられるだけ幸せなのだ。 淡島さんは分かったと言って電話をかけ始めた。 「…………」 家で何もすることが無いなんて初めてかもしれない。 一体何をしたら良いのだろうか? とりあえず私は横にちょこんと座っているタマの頭を撫でることにした。 するとタマは目を細めてされるがままになるのだ。 ……うん、可愛い。