「俺は希に出会えて良かった。」 「っ!」 「希と話すため、色々調べて探させてもらった。 だけど、いざ目の前にすると何を話せば良いのか分からなくなってしまったんだ。」 「…………」 「そうして仕事の合間に何度か会いに行く内に、希がいつも公園で1人ベンチに居るのを見かけた。」 そういう時期もあったなぁ… 本屋で立ち読みするのも良かったけれど、段々人が居る所がもう嫌になって誰も居ない静かな公園に入り浸ってたっけ。 すると不思議な忘れ物があって…とうとう本屋には立ち寄らなくなってしまった。