「……何故、わざわざ裏口から出て行ったことを教える?」 確かに。 裏口から逃がすのはその人を少なくとも助けようとしているからだ。 それなのに教えるのは矛盾している。 それに俺は拳銃やナイフで脅されたわけでも何でもない。 「面倒事に巻き込まれたくないからです。」 俺はそれだけ言った。 「はっ…なかなかアンタ、良い性格してやがる。」 それだけ言うと男達は去って行った。