「…あなたのことですか?」 「俺じゃねぇ!!ふざけてんのか!? 俺なら尋ねるわけねーだろーが!!」 黒いコートを着た男性が叫ぶ。 隣の灰色スーツが宥めた。 「つい先程男がこの店に来なかったか?」 どうやらこの男性は幾分か落ち着きがあるようだ。 「もうすぐ私の店、閉店なんですよ。」 あぁ゛ん!?と1人は苛立った顔をしていたが、灰色スーツが片手で制す。