中を見ると、大小様々、色とりどりのボールがそこには入っているだけだった。 ……コレ、淡島さんが全部タマのために買ったのだろうか。 だとしたら凄い。 タマのためにこんなにも… 「タマは愛されてるね。」 「ワン!」 またさっきとは違うボールをくわえてキラキラした瞳で私を見つめてきた。 …ここまでボールを集めた淡島さんの気持ちがよく分かる。 この瞳には誰も適わない。