「………タマ、ボールじゃなくて私の下着取ってきてくれる?
後でタマが好きなそれで遊ぶから。」
私はタマが持ってきたボールを指差した。
「ワン!」
するとタマは淡島さんの部屋へ行き
今度は色違いのボールを渡してくれた。
違うって。
それから何度もやったのだがダメだった。
わざわざ別の下着を持ってきて教えたというのに。
もし、淡島さんが帰ってきて、私の下着なんかがポツンと一枚置いてあったら何を思うだろうか。
……考えたくない。
きっと危ない人だと思われるに違いない。
不可抗力だし、少しだけなら良いよね…?


