お粥はなんとか焦げていなかった。
肉じゃがはもうすぐ出来る。
「淡島さん、お粥食べれますか?」
「………もらう。」
淡島さんは毛布からのそのそと這い出て起き上がる。
「すみません、塩で味付けしただけですけど…」
梅干しや漬け物を買うの忘れていた。
「美味い。」
それでも淡島さんはいつもこの感想をくれる。
「もう少し食べれるようなら、肉じゃがも作っておきましたので食べて下さいね。」
残ったら残ったで私が食べれば良いし。
「…………食べる。」
これだけ食欲があれば大丈夫だな。
あとは薬を飲んで寝るだけだ。


