帰宅後。
ドアを開けるとそこには淡島さんの倒れている姿があった。
「淡島さん!!」
私はすぐさま駆け寄り何度も名前を呼ぶ。
淡島さんは凄く苦しそうな顔をしていた。
「起きて下さい!!
廊下で寝たらダメです!!」
一向に起きる気配がない。
…救急車を呼ぼう。
「…………希……?」
少しかすれた声。
だけど私はその声を聞いただけでひどく安堵した。
「淡島さん、起きて下さい。
ソファーへ行きましょう。手伝いますから。」
そう言うとフラフラとしながらも立ち上がってくれた。
淡島さんの体はとても熱かった。


