宮間探偵事務所事件ファイル 3




「凪かどうかは知んないけど多分そいつ!そいつの頭鷲掴みにして10分ほど水につけ置きしたい!ってか、何で知ってんの?」


「今、拓真に訊いた」


「え、俺、左利きのクラスの女子には誰か好きなヤツが居るのか、もしくは彼氏が居るのか、の質問にしか答えてないんだけど!あ、あと駆流はモテるって事も言ったな」


それが何で犯人!?ってか犯人って何!?と拓真がみんなの顔を見回す。


鴉兄の隣の学は全くだ、と頷く。


「まあ、大体想像つくだろう。転校してきた男子が、みんなから嫌がらせを受ける女子を気にかけてたら」


鴉兄は莉央兄の隣のイスに座りながら言う。


瑠稀姉は自分の隣に拓真を座らせ、座る所が無くなった学は、隣のテーブルからイスを持ってくる。