「そうですねー」 「車に戻って昼飯取って来るよ」 莉央さんはそう言って1階に下りていく。 「どうせなら、外で食べませんか?手入れはされてないけど、庭があるんです」 「おお!ピクニックみたい!」 あたしたちも下に下りて、コンビニの袋を持った莉央さんと合流して庭に行く。 「すごーい!広い!」 ボキャブラリーが少ないのは仕方がない。 「手入れしてあればよかったんですけどね」