宮間探偵事務所事件ファイル 3




「んっとね、天野君は、きっと、潤佳の事好きなの。だから、私はそれを応援したいと思ってる」


何か言いたそうな目をした香坂さんに続けて言う。


「私は、多分、あの話がなかったら、天野君の事好きだなんて思わなかった。転校生マジックみたいなのと、誰か好きな人を作れば婚約者とかの話は消えるかなって思って、それで『好き』って思い込んでたんだと思う」


ニコッと笑うと、頭を撫でられた。


「送っていくよ」


そう言われ、2人の元に行って挨拶をして、香坂さんの所に戻る。


助手席に乗り、香坂さんが運転席に乗る。


「ちょっと寄り道していい?」


「いいですよ」


というやり取りをして30分ほどしたあと、隣の市の、病院がすぐ近くに見える公園に着いた。