次の日、九条潤佳は学校を休んだ。
罪悪感は浮かばなかった、と言えば嘘になる。
クラスのみんなに配られたミサンガがない事に気付いたのは、体育の授業が終わり、着替えている時だった。
「凪、ミサンガどうしたの?」
仲がいい、梨花に言われて、血の気が引いた。
「えっ……あ……何かに引っかかって、切れちゃって……」
「そっかー。それじゃ、仕方ないねー」
どうしよう。あの時かな。全然気づかなかった。公園におちているのかな。
天野君にも、男子たちと同じように、色違いのをあげてたから、拾われたら同じクラスの人が犯人って思われるかもしれない。
学校が終わると、走って公園に行って探しに行ったが、ミサンガは見つからなかった。

