目の前が真っ暗になった
「あれ…?バスのこだよね?優梨の親友って君だったんだ!」
彼が言った
必死に笑顔を作った
優梨はお互いを紹介しはじめた
でもそんなこと全く耳に入らなかった

走って家に帰った
部屋に入るなり泣き崩れてしまった
「っ、ふっ…」
わたしの初恋は始まる前に終わったんだ