次の日、俺は学校へ向かった。 「柴川 俊也です。 よろしくお願いします。」 ざわッ。 教室がざわめく。 なんだ・・・? なんだ、この雰囲気・・・ ばしゃっ。 俺に、濡れたぞうきんが当てられた。 「あーくーま! あいつから聞いたぞ! あーくーま!」 先生も、この町のトップが怖いのか、見て見ぬふりをしている。