セリアはそう言って振り向いた。 振り向くと、そこにはウサギがいた。 「まぁ! 何かしらこの動物は?! 俊也、しゅんや_________」 そう叫んでから、アッと気づく。 (そうだわ・・・ 俊也は出かけたんだったわね・・・) でもセリアはポジティブに考えることにした。 (この動物はきっとかわいい! 何もしてこないはずよ、絶対に、絶対に!) セリアはこわごわ、ウサギに声をかけた。 「さぁ、遊びましょう? セリアは今退屈しているの」 そう言うと、ウサギがうなずいた。