「しゅ、俊也!? どこまで行くのですか!?」 セリアが顔を真っ赤にして叫ぶ。 ザッ、ザッ だが俊也は止まらない。 「・・・もうすぐだ」 ザッ 「え・・・?」 セリアが聞き返した、その時だった。 世界が、色づいた。