「好きです。」


結菜は隣で顔を赤くしていた。


「そうか………そうかそうか!!!」

お父さんは椅子から立ち上がった

「嬉しいよ!!!!君は中原グループの次期社長だ!!!!!」


俺は、結菜のお父さんにそう言って手を握られた。


「え??次期社長????」


「だって、君は結菜と結婚するんだろ??」


「あ、はい…………」