「着いたよ。」 ずっと海を眺めていたため、青山君が先に降りていた事に気づかなかった。 慌ててエレベーターを降りると、一つの部屋があった。 部屋というより、ホテルの一室みたいなドアだった。 そこで青山君がボタンを押すと “こんにゃく?” 突然機会がそんな事を言い出した。 「パプリカ」 青山君は平然とそんな事を言った。 すると、ドアのロックが解除された。 意味わかんない。