「何階あるの?」 ビルの中に進みながら青山君に聞く。 入り口レッドカーペットとか・・・ 「わかんねぇ。でも用があんのは20階だ。」 わかんないの? 把握しておけよ!! とか思いながら青山君についていく。 エレベーターの前まできて立ち止る。 すると、青山君が思い出したかのように私を見た。 「高所恐怖症?」 は? ここで関係あるの? あ、20階いくからかな? 「だ、大丈夫。」 ととりあとりあえず答えた。