バイクに乗っている時、とてもスピードが早かったけどとても風が気持ちよかった。



青山君の腰に手を回して背中に頭をつけて目を閉じた。



潮の香りが気持ちよかった。



このままあの事も忘れたかった。






でも、それは出来ない。



神様がさせてくれない。




だから自分で自分の偽りを作る。



神様から逆らうようにして。