俺様社長の溺愛

「飲まなくてよかったです」

ホッとため息をついた。


「相変わらず、陰険ないじめだことで」


「この事は、内緒ですよ?」


「また?」


私と春也の会話を聞いていた健ちゃんが、


「またって・・・

大路社長は知ってたんですか?」


「知ったのは最近だけどね」


「それならなんで放っておくんですか?」


「オレはこの会社の社長じゃないし、

第一、ここの社長には、言わないように

口止めされてるからね?」


「いじめの理由は?」


「青木社長と、私の関係?」