俺様社長の溺愛

「元気あり過ぎだよ?」

私の言葉に、みんなは笑って、

また、各自の仕事に戻った。


「これ、どういうことだよ?」

コーヒーを指差した健ちゃん。


「ちょっと・・・」

コーヒーを持ったまま、

給湯室に、健ちゃんを連れて行った。



「いじめにでもあってるのか?」

「しー!!声が大きい。・・・

この事は、他言無用」

「誰だよこんな事やってるやつは?」


「女子社員の半数以上ってとこ?」

苦笑いの私に、ため息をついた健ちゃん。

「こんなとこ、辞めちまえ」

カンカンに怒っていた。