俺様社長の溺愛

プロジェクトが進むにつれて、

緊迫した社内・・・

時々息が詰まりそうになった。


会議室で、残業中。

一人の女子社員が、

皆に、コーヒーを運んできた。

最後に、私のところに置いた。


「おいしいですよ?」

ニコッと微笑んだその人は、

足早に会議室を出ていった。


・・・

これを飲めと?

コーヒーの中に、虫が・・・

それを持ったまま動きが止まった私。

「そんなに疲れたのか?」

健ちゃんが近づいてきた。

「お前、それ?!」

健ちゃんの声に、みんながこちらを見た。