「私っ…私っ… 嬉しかったのっ…ひく… 李玖が…教室に会いにきてくれてた事…っ…」 嬉しかった? あんなに、嫌そうな顔してたのにか? 「私、自分でもびっくりするほど嫉妬深くて…っ… 李玖のこと見て、騒いでる女の子達を見ると 李玖を見ないでって、言いたいのにっ…弱虫、だからっ…言えなくてっ… こんなに嫉妬深いから、李玖に嫌われちゃうと思って…っ…ふぇ… だからっ…わざと嫌な顔して、誤魔化そうとしてっ…」 なるほどね… そーいう事だったのか…