ついたのは、視聴覚室。 琉羽に出会った場所でもあるし、告られた場所でもある。 「で、なに?」 琉羽は眉を寄せて、首を傾げた。 …だから、そんな嫌な顔すんなよ… 「……なぁ、琉羽…」 「……なに?」 「……別れようか…」