授業が始まったと思ったら、すぐに昼になった。



ガタッと席を立ち、琉羽のクラスに向かう。


後ろから、「待ってるから」と、祐樹の声が聞こえた。


返事の変わりに、軽く手を挙げて、教室をでた。